誰にも見えない宝の様に輝いた時の中で

『男女間で友情は成立するのか』という事に付いて書かれた記事を読んだのですよ(プライベートモードになってるのでTBはしていないのですが･･･。)
どうなんでしょうね?大体友情と恋愛感情の境界線すら曖昧だとは思うのですが、何処かで決定的な違いとかってあるのかしらとふと思ったりして。
んで、自分の本棚にそんな事に関連した本はないかなとがさがさ探していたらこんな本を発見しましたよ〜。

恋愛の国のアリス

この本の中では恋愛に関する事柄をトランプの札に準えてコラムが52編収録されているのですが、その中の一つに、『友情、配下になる』というタイトルのコラムの中からの文章に、

男女間でも友情を持てる事は確か。
でも僕は、友情も家族愛も、スターに対するファン意識も、お洋服やお気に入りのカフェに対する感情移入も、全ての”好き”を、恋愛感情と考えます。
つまり、恋愛感情の一つの在り方として、友情という形も存在する。
混乱せぬよう性的な欲情を伴う"好き"を恋愛感情と括っているだけで、本当は、人、もの、事象に拘わらず、"好き"と感じたならば、それは恋愛感情なのです。

という文章があるのですが、こういう考え方って良いなあと本気で思います。
まあ同性の友達でも、友達が自分以外の子と仲良くしてるのを見て面白く感じなかったりするのってまさにあれは焼き餅だよね･･･男女間でもよくあるアレ･･･あれって良く考えたら同じ気もするし。
結局友情と恋愛感情の境界線なんて曖昧で当たり前なんですよね、だって全てをひっくるめて恋愛感情になってしまうのなら。
でもそうやって考えたら、色々なものに素直に向き合うことが出来るのかなと思ったり･･･そうなれるといいな。